1万文字の写経に挑戦してみました。
アフィリエイトで生計を立てようと考えているんだから、自分のライティングスキルを上げることはとても大切なことだと思うからです。
でも、写経って面倒だし、その時間を使って記事を書いてたほうが良い気がする・・・。
半分しぶしぶ、半分興味津々で挑戦してみようと決めた写経。
やるからには・・・
1万文字の写経に挑戦してやる!
この挑戦のおかげで、僕は多くのことを学びました。
正直、挑戦して体感しないとわからないことが多いのですが、言葉で伝えられるなと感じたことだけ、このページでお話ししたいと思います。
ちなみに、僕のタイピングスキルは、
- よく使う日本語ならブラインドタッチができる
- 「、」とか「。」はミスが多い
- 数字や英語は完全に手元を見る
くらいのスキルです。
いったいどのくらいで1万文字の写経ができて、どんな学びがあったのか・・・。
写経をした目的は?
僕が、写経をしてみようと思った一番の理由は、「記事の編集スキルをアップさせたかったから」です。
20日間くらいかけて育てたサイトが、昨日100記事になったことで、ここまでに入れてきた記事の見直しをするという期間に入りました。
誤字脱字がないかはもちろんですが、「、」や「。」のバランスは変じゃないか、改行はいい感じか、文章としておかしくないかなど、見直す部分は山住だと思っています。
そんな中で、僕の脳裏によぎったことが「今の自分のスキルで見直しをして、良いサイトにできるかな?」という疑問と不安でした。
その不安を取り除き、今後のサイト作りの財産にするべく、1万文字というやたら長い写経に挑戦することにしたんです。
1万文字は一気に写経できなかった
1万文字の写経に挑戦するぞ!とスタートさせたところまではよかったんですが、さすがに1万文字もあると、一気に写経しきるということはできませんでした。
その理由を順番にするとこんな順位になります。
- 息子のかまってタイムがある
- 身体が疲れてくる
- 集中力が持たない
1、息子のかまってタイムがある
一気に写経できなかった一番の理由は、息子のかまってタイムがあるからでした。
これは写経に限らず、どんな作業をする時もやってくる時間です。
そのため、とくに困ることもなく、いつも通り作業の中止と再会を繰り返しながら写経を進めました。
2、身体が疲れてくる
息子のかまってタイムは予定内でしたが、「身体が疲れてくる」ということは予定外でした。
普段、数千文字しか書いていない僕にとって、1万文字は未知の世界。
1キロしか走ったことがないのに、いきなり10キロ走ってみたイメージでしょうか?
記事を書くという作業量については同じでも、その次元が違うという感覚をおぼえました。
肩や背中、腰やお尻まで痛くなるので、息子のかまってタイムがなくても定期的に息抜きが必要になりました。
3、集中力が持たない
1万文字も写経していると、単純に集中力が切れてくるタイミングがありました。
書経している記事を見ながら、「あとどのくらいで終わるかな?」と記事の終わりの方を確認している自分がいました。
要するに、嫌になるタイミングがありました(笑)
1万文字の写経は「中断」と「再開」を記録するとやりやすい
1万文字の写経を始めて、早い段階で一気にはできないと察した僕は、途中で止まる前提で「中断」と「再開」を記録することにしました。
(中断と再開を記録した画面)
1万文字の写経にどのくらい時間がかかるのかを記録したかったので、何時から何時まで写経していたのかをわかるようにしたかったんです。
中断と再会の記録はこちら。
- 8時24分 スタート
- 9時00分 中断
- 9時50分 再開
- 10時10分 中断
- 10時14分 再開
- 10時53分 中断
- 11時59分 再開
- 12時38分 中断
- 13時18分 再開
- 13時31分 中断
- 13時45分 再開
- 14時23分 中断
- 14時31分 再開
- 15時12分 完了!
こんなに中断してたんだ!あらためて見てみるとビックリです(+_+)
1万文字の写経にかかった時間は?
中断と再会を繰り返しながら達成した1万文字の写経。
写経にかかったトータルの時間を計算すると226分なので、時間にすると・・・
「3時間46分!!」
写しただけでこの時間!長い!!!
1万文字恐るべし。
しかしです!
1万文字のつもりで写経していましたが、実際は「1万文字以上」と聞いていたので、あらためて写経した文字数を確認してみると・・・
!!!
14968文字!!!
ざっくり1万5千文字だがね!!!
1万文字どころの騒ぎじゃなかった( ;∀;)
1万文字でどのくらいの時間が必要なのか計算したかったのに、これじゃ計算できないや(+_+)
気が向いたら計算して追記しますね(笑)
追記 僕には計算できなかったので、嫁さんが計算してくれました☆ その計算によると・・・
ということで、僕が1万文字を入力するためには、2時間半必要ということがわかりました(>_<) みなさんも、もし気が向いたら1万文字の写経のタイムトライアルに挑戦してみて下さい(^^)/ |
1万文字の写経で見つけた自分の改善点
ここからは、1万文字の写経を経験して、どんな学びがあったのかということをお話ししていきます。
写経の大前提は「すごいと思ったサイト」を選ぶこと
写経を始める前に、大前提だけお伝えしておきます。
これは色んなところでよく聞く話なので再確認ですが、
「写経はお手本になるサイトでする」
ということです。
今回は「1万文字をどのくらいで書けるのかを調べたい」という目的もありましたが、そもそもの写経の目的は、
「自分の記事のクオリティーを、そのサイトに近づける」という目的があります。
とくにライティング初心者の人には、写経でスキルを上げると良いという話しを聞きますよね。
僕はライティング初心者ではないですが、せっかく1万文字も入力するなら、「この記事みたいに書けるようになりたい」という文章で写経したいじゃないですか。
だから僕は、ただ1万文字を入力するんじゃなくて、すごいと思えるサイトを選んで写経することにしました。
文字数にかかわらず、写経をする時はぜひ憶えておくといいポイントだと思います。
それでは、あらためまして、今回の写経で学んだことを紹介していきます。
1、興味がないのに読みたくなった
一番「すっげー」と思ったことは、「興味がない話しなのに、最後まで読みたいと思えたこと」でした。
写経したサイトは、僕にはほとんど無縁なお酒系のサイトでした。
そのサイトの知識を披露することは、ほとんどないだろうと思っています。
でも、面白かったから最後まで読んでしまったんです。
最後まで読みたくなった本当の理由はわかりませんが、写経してみて感じたこととしては、
「興味があることから順番に教えてくれたから面白くて読めた」と思っています。
たとえば歴史の授業なんですが、いきなりヒミコの時代のことを教えられても、僕は全く興味が持てませんでした。
でも、今僕が使っているこの道は、昔は大きな農家があって、その農家の人は「この土地は絶対に売らない」って言ってたんだよね、じゃあ、どうして最後はその土地を売ることになったと思う?
という形で、まずは僕が興味を持ちそうな話からスタートしてくれて、最終的にヒミコの話しにつなげてくれたら、僕だってヒミコに興味をもてたと思います。
(現代からヒミコにたどり着くまで何文字必要かは不明です、笑)
そんな感じで、少なからず僕が興味のある話があって、その話を読んでいくうちに次の話題が登場して、しかも「ちょうどその話気になる」くらいの話しが始まるんです。
読んでいて面白い。
ちょうどよく勉強になっていく。
この構成をマスターできたら、僕のサイトも素敵なものに育っていくと思いました。
2、見出しの使い方に衝撃をうけた
写経から学んだふたつめのことは、見出しの使い方についてです。
僕の常識の中で、見出しというのは、
- 見出しの中に記号は入れない
- 見出しはh2、h3と順番に入れる
- 見出しは単独で使う
というものがありました。
見出しの中に記号は入れない
見出しについて勉強していた時、僕が学んだことは「見出しの中に記号やスペースを入れない」というものでした。
見出しには極力言葉だけ入れましょうという考え方です。
そう学んでいたため、見出しには「、」やカッコを使いたくても使わないようにしていました。
カッコつけたほうが見やすいのになぁと思いつつ、我慢していました。
でも、今回写経したページは、見事にカッコも記号も使っていました。
感想は、とても見やすくていいものだと思いました。
見出しはh2、h3と順番に入れる
見出しに関して衝撃を受けたことのひとつに、「見出しの順番がずれてる」こというものがありました。
見出しは普通、
- h2
- h3
- h4
という順番で使います。
このルールをやぶるとグーグルの評価が下がって上位表示されなくなるくらいのことを、いろんなブログで目にしてきまいた。
しかし、僕が写経したサイトには、h2の後にh4がくるという場所もありました。
もしかしたらイレギュラーのことで、間違えただけかもしれませんが、たとえそうだとしても、「見出しの使い方を間違えると上位表示されなくなる」という常識を覆してきました。
当然基本は順番通りなんでしょうが、間違っていてもなんとかなるんだなって思いました。
さらに!
見出しの順番に関連する話なんですが、「見出しと見出しの間には文字を入れる」ということも僕の中の常識には入っていました。
どういうことかというと、
h2
文章を入れる
h3
が正解で、
h2
h3
はダメという話しです。
しかし、写経したサイトには、見出しが連続で使用されている箇所が複数ありました。
見出しは単独で使う
見出しは単独で使うものということも勉強していたころに覚えました。
たとえば、「見出しは枠の中に入れてはいけない」みたいなことです。
だけど、「思いっきり枠の中に見出しが入ってました。しかも複数個所!」
他にも見出しの中に改行の「br」が入っていたことも衝撃。自分の目を疑いました。
こちらも複数個所、あえて入れている感じでした。ビックリです。
もう、僕みたいなヘナチョコには衝撃の連続でした。
僕にとっての非常識、でも、このサイトが採用していることならその常識が正しいと思います。
なぜなら、そのサイトは、
「超ビックな単独キーワードで、30ページくらいしかないのに1位をとっているから」です。
どんなノウハウサイトの情報よりも、頭のいいスペシャリストの常識よりも、この実績が僕を納得させてくれます。
だから僕は写経することにしたんです。少しでも近づくために。
写経して気が付いた最も大切なこと
最後に、写経していて気が付いたことで、いちばん大切だなと感じたことは、
「小手先じゃなくて、価値のあるコンテンツを作ることが重要」
ということでした。
見出しの使い方を見た時に、小手先のテクニックのことを考えると、一番いいといわれる使い方ではないのかもと思います。
でも、そのせいで読みにくかったのかというと、むしろ読みやすかったんです。これが体感です。
読む人のためになる情報が、読みたくなる形で紹介されているページ。
それが最強なんだと思いました。
みなさんも、この先写経をする機会がありましたら、見本にしたいと思うサイトを選んで、そのサイトを見本にしたいと思った理由を探しながら写経してみて下さい。
きっとその時間が、あなたのサイトの質を一気に押し上げてくれますよ♪
(この記事の質がそもそも低い!というクレームはご勘弁を( ;∀;))