このページでは、Webライターとして開始3ヶ月目で月14万円を稼いだ僕が、案件に採用されるために意識してきた5つのポイントを紹介します☆
現在は、Webライターの方に依頼する側としての活動がメインなので、クライアント側の意見も交えながらのお話しになります。
Webライターの求人はどこで募集している?
まずは、Webライターの求人はどこで募集しているのか?という内容からお話ししていきます。
ランサーズ
ランサーズは、クラウドソーシングの中でもトップクラスの知名度を持っています。
Webライターを募集している案件も多く、初心者向けの募集から上級者向けの募集まで見つかります。
そのため、在宅ワーク未経験の方でも気軽に始められるというメリットがあります。
デメリットとしては、利用者が多いからか、報酬の単価は低い印象があります。
とはいえ、高単価の求人も一定数ありますから、低い単価の案件で実績を積んで、高単価の依頼に採用されることで大きく稼ぐことも可能になります。
クラウドワークス
クラウドワークスも、ランサーズと同じく知名度の高いクラウドソーシングサービスです。
テレビCMでも見かけるので、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
Webライター向けの案件は豊富にあるので、求人数で困ることは無いでしょう。
ただし、ランサーズと同様に単価の安い案件も多いので、まずは高単価の案件で採用されるだけの実績を積む必要があります。
実績を積むことで、大きく稼げる案件で採用されるようになりますよ。
アルバイトの求人
Webライターの募集は、アルバイトの求人でも見つけることができます。
クラウドソーシングの募集と比べて、比較的単価が高い傾向があります。
また、1記事の依頼ではなく、1ヶ月や3ヶ月など、まとめての契約になる案件も多いです。
ただし、応募するために本名や住所、電話番号など、多くの個人情報を入力することになるので、安心して活動できる企業なのか?を見極める目は必要になると思います。
僕の経験談としては、電話による面接の時点で…
担当者「実は、大人の女性向けの記事なんですが…」
という話しをもらい、内容を確認した結果、嫁にも息子にも言えないような激しめの内容だったので、丁寧にお断りしたという経験があります。
ただ、普通のWebライター募集の中に紛れていたので、そんな案件もあるということを知ったうえで応募した方が良いかなと思います。
未経験でもできる?必要なスキルは?
Webライターは未経験でもできるのか?というお話しです。
初心者の方はしっかり読んでおくと良いですよ。
PCで文章を書くスキル
Webライターには、PCで文章を書くスキルが必要です。
時々「スマホでもできますか?」という質問をもらいますが、答えとしては「できるけど大きくは稼げない」のが答えになります。
一般的に大きく稼げる求人は、パソコンで執筆する前提のツールを用意しています。
そのツールにスマホは対応しないので、スマホの場合はその時点で不採用になってしまいます。
個人のブログを書く程度であればスマホでも可能ですが、Webライターとして活動するのであれば、PCで記事を書くことが大前提となります。
要望に応える対応力
Webライターに必要なスキルとして、クライアントの要望に応える対応力があります。
例えば、今僕が書いている記事は、基本的に「。」で改行しています。しかし、クライアントによっては「段落ごとで改行してほしい」というところもあります。段落ごとで改行ということは、この文章のように「。」で改行する文章とは違うものになります。
…このような感じで、あなたが書きたい文章と、クライアントが求める文章には違いがあります。
そのため、クライアントが求める記事を作成する対応力は必要なスキルになります。
他にも、修正依頼が来た場合も、一言返事で修正に対応する必要があります。
「だってこうじゃないですか!?」と、反論してしまうと、反論されたクライアントは他のWebライターを探すという行動を始めます。
「Webライターの変わりは山ほどいる」ということを意識して、反論的なことは言わないように活動しましょう。(反論したいですけどね(>_<))
コミュニケーション能力
Webライターには、コミュニケーション能力も必要になります。
例えば応募する際に、ただ単調に「応募します」というメッセージを送っても、なかなか採用されません。
仮に素晴らしい記事を書けたとしても「この冷たい感じの人と仕事はしたくない」と思われてしまいます。
そのため、多少はあなたの人間性が伝わるような、感情のあるメッセージでやりとりすることをオススメします。
何か指示をされたときも「わかりました」や「かしこまりました」ではなくて「○○ですね。次回から対応します!」など、「お、いい返事☆」と、担当の方が思うようなやり取りをしましょう。
記事執筆ツールの活用経験
Webライターである以上は、記事執筆で活用するツールは使えるようになっておきましょう。
ツールと言ってもWordやGoogleスプレッドシートあたりが使えれば、とりあえずは大丈夫です。
他にもワードプレスが使えると強いので、ワードプレスの経験がある場合はプロフィールや応募の文章の中に書いておきましょう。
未経験でも高単価なジャンル特化案件
記事執筆のスキルが低い方でも高単価が狙える案件に「ジャンル特価案件」があります。
例えば「最近育毛に挑戦した方限定」であったり、「○○に住んでいる主婦限定」のような案件です。
限定案件の場合、記事のクオリティよりもリアルな話しが聞きたいというケースも多く、未経験者でも採用されやすい案件となっています。
特定のジャンルに強いということは、Webライターにとっての大きなスキルです。
Webライターの求人に採用される5つのポイント
Webライターに採用されるために、大切なポイントを5つ紹介していきます。
①プロフィールを充実させる
クラウドソーシングで活動する場合、プロフィールは充実させておきましょう。
プロフィールをないがしろにしているワーカーさんは意外に多いです。
ただ、クライアント側としては、プロフィールも埋めてないような人では、やる気があるのかな?と不安になるものです。
信頼値を高めるためにも、プロフィールは充実させておきましょう。
何を書いたらいいのかわからない方は、職歴や学歴、アルバイトの経験や趣味などを書いておくと、それだけでも説得力が出てきます。
特に趣味については、アニメが好きということでアニメ関連の依頼で高評価になりますし、ゲームが好きということならゲーム関連の依頼にとってプラスになります。
どんな趣味が採用のきっかけになるか分からないので、好きなことはとりあえず書いておくことをオススメします。
②サクッと案件で評価を集める
完全初心者のWebライターにとって、評価を集めることは最重要事項になります。
評価が無ければ、良い記事が書けたとしても採用率は下がります。
そのため、まずはサクッと数分で出来るような案件をこなして、実績を積み上げていきましょう。
最低でも10件の評価が付いてくると、採用される案件の質が良くなってきますよ。
評価10件を目指すぞ!と言って、雑に10件こなしてしまうと、低評価が10件たまってしまうことになります。
これでは評価が増えた分信頼を失うことになるので、必ず「☆5をもらう」つもりで活動しましょう。
③実績として全力の記事を提示する
条件の良い案件に応募する場合、その依頼にあった記事を全力で書いて提示しましょう。
その記事を見て「このライターにお願いしたい」と思わせましょう。
さらに、「採用されるか分からないのに、依頼に合わせた記事を書いてくれたのか、信頼できそうだな」と感じさせる効果もあります。
また、画像を付けて文字装飾もしてと、現状で書ける全力の記事を提示することで「将来的に装飾も任せられそうだ」という、あなたとの未来をイメージさせることも可能です。
あなたに依頼するイメージまでしてもらうことで、採用される確率は格段に上がるので、大変だとしても全力の記事を提示するようにしましょう。
採用されなかったとしても… |
記事を提示して、結果採用されないと、せっかく書いた記事が無駄になる気がして嫌ですよね(>_<) ただ、その記事は他の似た求人でも提示したらいいので、あなたの実績として使いまわすことができます。 言ってみればあなたの資産になるわけなので、安心して全力で作成しましょう☆ |
④雰囲気の違う記事も提示する
案件に応募する際は、依頼内容と違った雰囲気の記事も提示すると、クライアントに可能性の大きさを認識させることができます。
例えば提示した記事が…
- 男性として書いた
- PCの機種の特徴に関する内容
- 「。」で改行している
- 「☆」や「!」などの「記号無し」
の記事だった場合、もう一つ参考として添付する記事は…
- 女性として書いた
- スイーツに関する内容
- 段落ごとで改行している
- 「☆」や「!」などの「記号あり☆」
の記事を提示します。
これによって「このライター、何でも書けるじゃん!」という印象を与えることができます。
注意点としては、5個も6個も参考記事を提示されても、見るほうも大変でざっくりとしか見てもらえなくなります。
そのため、提示する記事はクライアントが希望している形の記事と、その真逆の記事を1記事ずつだけにしておきましょう。
⑤1日10案件は応募する
ここまでの4つのポイントを守りながら応募したとしても、良い案件ではそう簡単に採用されません。
10件応募したとして、1件も返信が来ないことも普通にあるので、返信が来たらラッキーくらいの気持ちでいましょう。
そのため、フラれ続けることは大前提で、毎日10案件は応募するようにしましょう。
目標は、あなたが良い案件と思えるクライアントを1ヶ月で1件見つけられたら大成功!という感じです。
その1件を大切にしながら、翌月も1件の良質なクライアントを探すという活動を続けます。
これを続けることで、いつの間にか実績も増えて、より良いクライアントの出会いが増えるようになっていきますよ。
良い案件に募集し続けるべき理由
良いクライアントに出会うと、その1案件で十分なのでは?と思ってしまう方もいると思います。
僕的には1案件のみの活動はおすすめできないので、その理由も併せてお話ししていきます。
メイン案件1本ではリスクがある
1案件で生活できるほどのクライアントに出会えた場合、そのクライアントの依頼だけこなす形が一番楽です。
書くことも決まっていて、求められている記事の雰囲気もつかめてくるので、ただ記事を書けばいい状況が手に入ります。
しかし、僕的には1クライアントだけで生計を立てることにはリスクがあるのでおすすめはしません。
例えばそのクライアントが突如依頼を停止してきた場合、生計を立てるほどの収入源が一気に消え去ることになります。
1クライアントとしか契約が無いわけですから、次のクライアントを探すために、半月や1ヶ月ほどは必要になってしまいます。
もしかしたら2ヶ月経っても生計を立てるほどの案件には巡り合えないかもしれません。
そう考えた場合、複数のクライアントと契約し、1クライアントで10万円程度というバランスにすることで、契約終了時のリスクを下げることができます。
仮に1件契約終了となったとしても、月10万円くらいのクライアントであれば、1ヶ月もあればまた見つかりますからね。
1案件が終了しても、すぐには生活に困らないくらいのバランスで、複数の案件を契約しておくと安心です。
いつでも辞められる状況は強い
Webライターとして気持ちよく活動するために、いつでも辞められる状況を作っておくことをオススメします。
いつでも辞められるというのは、Webライターを辞めるということではなくて、引き受けている案件を辞められるという意味です。
例えば、1件の案件で生計を立てるほど稼いでいた場合、その案件が無くなると生活が出来ないという状況になります。
この場合、そのクライアントから無理な要望を言われたとしても、断ることはできません。
断ってしまうことで、生活を支えるほどの収入が無くなる可能性があるからです。
一方、複数のクライアントから依頼を受けている状況であれば、無理な要望に対しても「最悪終了でも良い」という気持ちで出来ないと断ることができます。
単価交渉的にもオススメ
複数のクライアントと契約している状況は、単価アップの交渉時にも強みになります。
単価アップを打診した場合、「現状に不満がある」というアピールにもなってしまうので、あなたは不満があるWebライターというポジションになってしまいます。
そのため、一時的に単価が上がったとしても、水面下では他のWebライターを探すという活動が始まってしまうことがあります。
要するに、クビになるリスクがあるということです。
その案件が終了したら生活が出来ないという状況では、クビになるリスクがある単価交渉はNGです。
一方で、その案件が終了しても生活できますけど?という状況であれば、終了覚悟で単価交渉が出来ます。
単価が上がらなければそれまでの相手だったと割り切って、次のクライアントを探せばいいだけです。
とはいえ、本当に良い案件に単価交渉をして、契約終了になってしまうのは痛いので、クライアントをランク付けし、ランクの低いクライアントに単価交渉することが大切です。
ランクの付け方の例としては…
- 案件A:稼げる・気持ちよく活動できる
- 案件B:稼げる・担当が嫌い
- 案件C:稼げる・修正が多い
- 案件D:稼げない・担当が好き
という感じでランク付けします。
このランク付けの場合、単価交渉は案件Dに対して行うことになります。
この案件Dで、単価が上がって稼げる案件になれば、稼げるうえに担当が好きなので、ランク3や2に上がる可能性があります。
逆に交渉決裂でクビになったとしても、そもそも稼げない案件だったわけなので、代わりの案件を探せばいいだけです。
しかも、次の案件を探した結果、稼げて担当も好きという高案件に出会う可能性も出てきます。
好きな案件だけと契約できる状況になると、Webライターの仕事は快適になっていきますよ。
僕にとってのWebライターとは?
この記事を書いた僕にとってのWebライターとは何なのか?
Webライターを経験することは、将来に繋がるというお話しです。
在宅でできる即金性のある副業
Webライターは、在宅でできて即金性のある副業です。
他のお仕事があってもできますし、本業にすることも可能です。
在宅でできるお仕事の中には、YouTubeやブログ、物販などもありますが、どれも「あなたの絶対的なスキル」が必要になるお仕事です。
お金になるまでは、何ヶ月も何年もかかるかもしれません。
しかし、Webライターであれば、記事を書いた分だけ確実にお金になるので、即金性のある在宅ワークを探している方にとっては、うってつけの副業だと思います。
ライティングやSEOを学べる副業
Webライターを経験することで、ライティングスキルやSEOの知識を身に着けることができます。
特に優良なクライアントとお仕事をしていると「SEO的にこうだから、次回からこうしてほしい」という指示がもらえたりします。
本来、SEOについて学ぼうと思うと、お金を払って勉強することになります。
それが、お金をもらいながらSEOについて詳しくなれるわけなので、将来あなたがサイトを運営する側になった際の、大きな財産になっていきます。
「いやいや、自分でサイトを運営するなんて夢のまた夢」と思った方もいるかもしれませんが、ライティング技術が伸びるほどに、自分でもサイトを作ってみたいという欲が出てくるものです。
せっかくWebライターに挑戦するのであれば、将来はサイトを運営する側になることも目標にしてみましょう。
自分のメディアが育つまでの収入源
最後に、僕にとってのWebライターのお仕事ですが、僕が持っているメディアが育つまでの収入源という位置づけで見ています。
Webライターは即効性のある収入源として魅力的ですが、完全な労働収入です。
そのため、常に書き続けなければなりません。
一方、自分のメディアを育てることで、多少放置していても収入が生まれるという資産になっていきます。
自分のメディアが育つためには、無収入の状況を何ヶ月も絶えて、安定して生活できるほどの収入に伸ばすためには何年も必要になります。
その自分メディアが育つまで、Webライターで収入を得ながらライティングスキルを磨き、Webライターからメディア運営者に移行していく。
これが、僕にとってのWebライターのお仕事です。
みなさんも、Webライターに挑戦して、将来的にはサイトを運営するところを目指してみてはいかがでしょうか?